16.青汁のアルツハイマー病予防効果
高齢になると、誰しもアルツハイマー病の発症をおそれるようになります。物忘れがひどくなり、大切なことを忘れてしまったり、同じことを何回も繰り返してしまったりします。重症化すると、自分の身の回りのこともできなくなり、最後には寝たきりになることもあります。
アルツハイマーの原因は、まだ完全に解明されていません。しかし、最近になって、佐賀女子短大の長谷川教授と九州大学の共同研究により、ホモシステイン酸が発症原因の1つであることが明らかになりました。ホモシステイン酸には、アルツハイマー病の原因となるたんぱく質「ベータアミロイド」を脳に蓄積する作用があります。このため、アルツハイマー病の予防には、体内のホモシステイン値を減少させることが必要です。
また、青汁の利用もおすすめいたします。青汁には葉酸が豊富に含まれています。葉酸は水溶性ビタミンの一種で、貧血予防に効果があります。だから妊婦さんの摂取が推奨されていて、病院で葉酸サプリメントを処方するところもあります。しかし葉酸には、アルツハイマーの予防にも効果があるのです。
米ニューヨークのコロンビア大学メディカルセンターの研究チームによると、葉酸を日常的に摂取している人は、していない人に比べて、アルツハイマーの発症率が低いという結果が出ました。葉酸の摂取量が多い上位グループは、下位グループに比べてアルツハイマー病の発症率が半分になったと報告されています。だから葉酸を含む青汁を飲めば、アルツハイマーの予防に効果的になります。